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スイーツのまめ知識

チョコレート

子供から大人まで多くの人に愛されているチョコレート。
最近、癒し効果などが期待されていますが、
どんな成分が含まれているのでしょうか。


チョコレートはカカオ豆を主原料にして作られており、
カカオ豆には、カリウムやマグネシウムが多く含まれています。

【カリウム】→高血圧や脳卒中を予防。
【マグネシウム】→エネルギーや骨を作るのに欠かせない栄養素。

また、チョコレートには、ガン・動脈硬化等の原因になる活性酸素
を抑制する効果のあるポリフェノールを0.8g(100g中)含んでいます。

【ポリフェノール】
→血液がサラサラになり動脈硬化を予防。
→ストレスに対する抵抗力がつく。
→虫歯の発生を抑える。
→シミ・シワ・むくみ予防など老化現象を遅らせる美肌効果。

この他、チョコレートにはテオブロミンという成分が含まれています。

テオブロミンとはカフェインの一種で、カフェインよりも体に優しく、
大脳皮質を刺激し、集中力、記憶力、思考力を高め、やる気を
出させる効果があります。
また、自律神経を調節する作用があり、リラックス効果も期待できます。
そのためか、欧米のホテルには、ベッドサイドにチョコレートが置いてある
ことがあるそうです。


チョコレートのお菓子として有名なガトー・オペラは1890年代に始まりました。
「オペラ」という名前は、初めて作ったダロワイヨ本店がオペラ座に近い
フォーブルサントノ-レにあったことや表面にあしらった金箔がオペラ座の
建物をイメージしていることに由来します。

濃いコーヒーシロップをしみこませたビスキュイ・ジコンドに、
コーヒー入りバタークリームを塗り、それにガナッシュを
組み合わせたオペラは、見る人を魅了してきました。