チョコ好きさんは必見！
チョコレートスイーツの魅力的な世界を知ろう
お菓子の中でも、チョコレートはとろけるような甘さとほんのりと苦味のある味わいが魅力的ですよね。お店でたくさんのチョコレートスイーツを見かけるたびに、思わず心惹かれる方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、たくさんの種類があるので、どれを選んだらいいか迷うこともありますよね。
色んなチョコレートの種類やチョコレートスイーツを知っておくことで、いつものスイーツタイムがますます楽しくなるでしょう。
今回は、チョコレートスイーツの種類について詳しく紹介します。
チョコレートの種類
チョコレートの種類と特徴を知っておけば、お店でスイーツを買うときやお菓子作りのときにも活かせます。
まずは、チョコレートの種類を見ていきましょう。
ビターチョコレート
ビターチョコレートは、カカオマスに砂糖を合わせたチョコレートです。カカオマスとは、カカオパウダーとカカオバターを合わせたものを指します。
カカオが強めで苦味がしっかりと感じられるので、大人の味のチョコレートといえるでしょう。
一般的に、カカオ分が40％以上あるものはビターチョコレートと定義されます。実は、ダークチョコレートやスイートチョコレートもビターチョコレートに分類されます。
ミルクチョコレート
ミルクチョコレートは、カカオマスに全粉乳と砂糖を合わせたチョコレートです。カカオ分は30～40％程度ですが、ハイカカオブームによって50％程度のものも多くなってきています。
ホワイトチョコレート
ホワイトチョコレートは、カカオバターと全粉乳と砂糖を合わせた白色のチョコレートです。カカオマスから油分を抽出した半透明のカカオバターが使用されています。
黒のカカオパウダーが入っていないため、カカオの風味は感じられません。その分、甘いミルクの香りが引き立ち、滑らかな口どけが楽しめます。
ルビーチョコレート
ルビーチョコレートは、ルビーカカオ豆を使用し、カカオの自然なピンク色を活かしたチョコレートです。フレーバーや着色はしていません。
成分としてはミルクチョコレートと同じで、フルーティーな酸味が特徴です。
ブロンドチョコレート
ブロンドチョコレートは、香ばしさと塩キャラメルのような甘みに加えて、濃厚さが絶妙のチョコレートです。高温でキャラメリゼすることで、香ばしさが加わります。成分はホワイトチョコレートと同じです。
クーベルチュールチョコレート
クーベルチュールチョコレートは、カカオバターの含有量が高い製菓用のチョコレートです。国際規格では、カカオバターを31％含有することが定められています。
油脂分が多く滑らかさがあり、扱いやすいのでカカオの風味を活かしたお菓子作りに最適です。主に、ケーキやキャンディのコーティングなどに使われます。
スイーツでよく使われるカカオ・チョコレート素材
スイーツで使用頻度の高いカカオやチョコレート素材を知ると、スイーツ作りのレパートリーが広がります。
カカオニブ
スーパーフードとして話題のカカオニブは、焙煎したカカオ豆を細かく砕いて作られます。栄養価も高く、健康志向の方にも人気です。砂糖が入っていないため、カカオ豆本来の風味を楽しめる素材です。ほど良い苦味とナッツのような食感がお菓子のアクセントになります。
ココアパウダー
ココアパウダーは、カカオマスからカカオバターを絞って粉末状にしたものです。純ココアとも呼ばれ、ケーキやクッキーなどに使用できるほか、ココアドリンクとしても楽しめます。使う量によってカカオ感を調整できる、お菓子作りの必須アイテムです。
チョコレートコポー
チョコレートコポーは、別名カールズチョコレートと呼ばれています。チョコレートを薄く削って作るデコレーション用のチョコレートで、ケーキやアイスクリームなどトッピングとしてよく使われています。
チョコレートスプレー
チョコレートスプレーは、チョコレートを細かい麺状に絞り出し、冷やしてレボリングパン（回転釜）で細かい棒状にしたものです。洋菓子やアイスクリームなどのトッピングに使われます。カラフルなチョコレートスプレーもあるので、可愛らしくデコレーションしたいときにおすすめの素材です。
グラサージュショコラ
グラサージュとは、ケーキやムースの表面に艶を出すための調理法です。艶出しのほかにもケーキを乾燥から守る役割があります。
チョコレートソースでコーティングしたものを「グラサージュショコラ」といい、艶のある見た目は高級感が漂います。
【手作りの難易度別】チョコレートスイーツの種類
チョコレートスイーツには種類がたくさんあります。その種類の違いを、手作りの難易度別に紹介します。
レベル1：誰でも簡単にすぐできるスイーツ！
スイーツを作る時間がない方や、はじめてスイーツ作りに挑戦する方におすすめのチョコレートスイーツです。
生チョコレート
生チョコレートは、チョコレートに生クリームや洋酒を加えて、滑らかに仕上げたスイーツです。生チョコレートの「生」は、生クリームのことを指します。
なめらかでとろけるような食感の生チョコレートは、ご褒美チョコレートとしてもおすすめです。
手作りも簡単なので、お子様とのスイーツ作りにもぴったりです。
生チョコレートのレシピ
チョコファッジ
イギリスの伝統的なお菓子のチョコファッジ。ファッジとはやわらかなキャンディのようなスーツで、チョコレートを入れたものをチョコファッジといいます。濃厚で甘い味わいのお菓子が、ティータイムを演出します。
有名な映画にも登場したチョコファッジは、口の中でほろほろと崩れるような食感が特徴です。マシュマロやナッツを加えて食感も楽しみましょう！
チョコファッジのレシピ
チョコレートマフィン
チョコレートマフィンは、マフィンの生地にチョコレートを混ぜ合わせて作ります。チョコチップを加えたり、上にデコレーションをしたり、アレンジしやすいスイーツです。
チョコレートマフィンのレシピ
チョコレートシフォンケーキ
シフォンケーキにチョコレートを加えて作る、チョコレートシフォンケーキ。しっかり泡立てたメレンゲが、フワフワの食感を作り出します。サラダ油を加えると、しっとりとした食感に仕上がります。
チョコレートシフォンケーキのレシピ
レベル2：ちょっぴり本格的なスイーツも作ってみよう！
簡単なスイーツを作ったことはあるけど少し本格的なチョコレートスイーツに挑戦したい方におすすめのレシピを紹介します。
ブラウニー
ブラウニーは、アメリカ生まれのチョコレートケーキです。濃厚かつ平らな正方形のケーキが特徴で、焼き上げてから切り分けるため、手軽に食べることもできます。おもてなしやプレゼントにも喜ばれるスイーツです。
ブラウニーのレシピ
ガトーショコラ/クラシックショコラ
ガトーショコラは、フランス語で「チョコレートケーキ」の意味です。一方、クラシックショコラは「伝統的なチョコレートケーキ」を指します。チョコレートケーキの王道といえば、このケーキを思い浮かべる人が多いでしょう。
あまり火を通さず、レアな状態で濃厚なチョコレートの風味を楽しめるものや、生地にメレンゲを入れて、濃厚でありながらしっとりとした食感を味わえるものがあります。
クラシックショコラのレシピ
チョコレートタルト
タルト型にチョコレートを流し込んで作る簡単レシピです。本格的に作りたい方は、口どけの良い生チョコとチョコムースを組み合わせてみましょう。異なるチョコレートの食感が楽しめて、チョコレート感をたっぷり味わうことができます。
チョコレートタルトのレシピ
ボンボンショコラ
ボンボンとは「一口サイズの砂糖菓子」を意味し、中に詰め物が入った一口サイズのチョコレートを「ボンボンショコラ」と呼びます。ベルギーの老舗チョコレートブランドが考案したスイーツです。
詰め物の定番は、ガナッシュやプラリネ、キャラメルなどですが、お店によってさまざまな味わいを一粒に込めて作られています。
ボンボンショコラのレシピ
レベル3：上級者なスイーツにもチャレンジ！
特別なときには、手の込んだスイーツを作ってみてはいかがでしょうか。
フォンダンショコラ
フォンダンショコラは、フランス語で「fondant au
chocolat」と書きます。「fondant」は、溶けるという意味です。中からチョコレートが出てくるケーキのことをフォンダンショコラといいます。
フォークを入れると、とろりとしたチョコレートがあふれ出します。
フォンダンショコラのレシピ
ガナッシュでつくるチョコレートケーキ
「ガナッシュ」とは、生クリームとチョコレートを合わせて作るクリームのことを指します。チョコレートのスポンジケーキの上にデコレ―ションをすることで、華やかに作ることもできます。
ガナッシュでつくるチョコレートケーキのレシピ
ザッハトルテ
ザッハトルテは、オーストリアの料理人が1832年に作った由緒あるチョコレートケーキです。見た目が美しく、王道のケーキとして知られています。スポンジの間にあんずジャムが入っており、程良い酸味がチョコレートを引き立てます。
ザッハトルテのレシピ
まとめ
チョコレートスイーツには、さまざまな種類があります。スイーツに使われるカカオ、チョコレートの素材を知っておくことで、お店でのスイーツ選びが楽しくなるでしょう。チョコレートの特徴を知ったうえで、チョコレートスイーツを作ってみるのもおすすめです。
いろいろな種類を知っておくと、バレンタインがもっと楽しくなりますよ。友人や恋人、家族など、大切な人へのプレゼントに、真心をこめたチョコレートスイーツを贈ってみてはいかがでしょうか。
モンテールのレシピサイトでは、今回紹介したレシピのほかにも、たくさんのチョコレートスイーツレシピを掲載中です。ぜひ参考にしてみてください。
