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スイーツのラッピング方法

「スイーツを可愛らしくラッピングしたいと思うものの、お店のようにうまくいかない」というお悩みはありませんか?きれいにラッピングされたスイーツは、ワクワクして開けるのが楽しみですよね。

今回は、スイーツのラッピングの種類やコツ、スイーツ別のおすすめラッピング方法について紹介します。手作りしたスイーツや市販のスイーツを可愛らしくラッピングして、大切な人の印象に残る贈り物にしましょう。

スイーツのラッピングに使えるグッズ

同じスイーツでも、ラッピングによってイメージがガラリと変わります。まずは、ラッピングに使えるおすすめグッズを紹介します。

ビニール袋

ビニール袋はスイーツを入れるだけなので、ラッピングが苦手な方でも簡単にできます。ビニール袋は、透明なタイプから、さまざまな柄がついたタイプのものがあるので、スイーツの雰囲気にあわせて選べます。

ビニール袋にリボンや紐を巻いて結んだり、マスキングテープなどでデコレーションしたりすれば、スイーツをおしゃれに見せることもできます。クッキーやカップケーキなどの焼き菓子を包むのにおすすめです。

紙袋

質感があり、おしゃれに見えるラッピングのグッズです。マチ付きのものや、中身が見える窓付きのタイプなどもあります。

シンプルな紙袋を自由なかたちに切り取って、透明な袋に包んだスイーツを入れると、手作りの窓付きラッピングにしても可愛いですね。

また、レースやチャームをプラスすると、一気にガーリーな雰囲気の紙袋に変身します。紙袋は、クッキーやカップケーキを包むのにおすすめです。

個包装にしたスイーツを大人数にプレゼントしたいときは、箱を使うと良いでしょう。シンプルな箱を包装紙で包んだり、リボンをつけたりと、アイデア次第でデコレーションの幅が広がります。箱のラッピングは、遠くにいる大切な人へ郵送するときにも便利です。

主に、ケーキやシュークリームなどのラッピングに適しています。ホールケーキを入れるサイズもあれば、カットしたケーキ用の箱もあるので、用途に合わせて選びましょう。

ワックスペーパー

無地のものからおしゃれな柄のものまで、種類が豊富なワックスペーパーは、スイーツを可愛くラッピングすることができます。蝋が染み込んでいるので、お菓子の水分や油が紙に浸透することなくきれいに包めるのもポイントです。

そのままスイーツを包んだり、封筒のような形にしてスイーツを入れたりなど、バリエーションもさまざまです。クッキーやチョコレートなどの包装に適しています。

スイーツをワックスペーパーで包んで両端をねじれば、キャンディの形のようなラッピングができます。こちらは、スティックケーキのような細長いスイーツなどを包むのにおすすめです。

テトラパック

三角形のピラミッドの形をした袋をテトラパックと呼びます。三角形にするとスイーツの間に空間ができて、型崩れ防止になることがメリットです。難しそうにみえますが、折り紙でも簡単に作れます。

【テトラパックの作り方】
1. 用意した15×15cmの折り紙を、半分に切って7.5×15cmにします。
2. 正面から見て、真ん中から左上の部分、下の中央部分、右の短辺にテープ糊を付けます。
3. 折り紙を筒状にし、短辺の端と端をくっつけます。
4. 貼り合わせた部分が真ん中に来るように、底になる部分の端に6mmほど折りこみます。
5 .スイーツを袋に入れて、両端をあわせてマスキングテープなどで閉じれば完成です。

和紙や千代紙などを使えば、和風なラッピングを楽しめるでしょう。紐やリボンをつければおしゃれなラッピングに仕上がります。

チョコレートやクッキーなど、小さめのスイーツのラッピングに向いています。

瓶に詰めるだけの簡単なラッピングですが、プレミアム感が一気に高まります。

蓋の部分を折り紙や包装紙などで包むだけでもおしゃれにラッピングできます。ラッピングした蓋の部分に可愛らしいシールを貼るのも良いでしょう。タグにメッセージを添えて贈ると、相手に気持ちも伝えられます。

クッキーや飴、ジャーケーキなどのラッピングにおすすめです。

【スイーツ別】おすすめのラッピング方法

次に、スイーツ別のおすすめのラッピング方法について紹介します。スイーツの特徴を活かしたラッピング方法を、ぜひ参考にしてみてください。

ケーキ

ケーキには、ホールケーキやロールケーキ、カップケーキなど、さまざまな形や大きさのものがあります。それぞれに合った方法で可愛くラッピングしましょう。

シュークリーム

シュークリームは、紙製のカップに入れて透明な袋に包みましょう。紙製のカップがない場合は、レースペーパーなどで代用できます。

シュークリームのラッピング方法は、生チョコレートにも応用できるので、バレンタインのラッピングにも活用してみてください。

また、お店で出されるような四角形のフィルムに包んで、箱に入れるのもひとつの方法です。上述したフィルムを作るには、ビニール袋の片側と上部分をハサミで切ればOKです。

小さなシュークリームを複数個ラッピングする場合は、ビニール袋に入れて、リボンでラッピングしましょう。また、かごにシュークリームを入れて、ビニール袋に包む方法もあります。

ホールケーキ

ホールケーキの大きさによって、箱のサイズを選びましょう。ケーキが動かないように、下に厚紙やケーキトレーを敷いておくのもポイントです。

ケーキが崩れないように固定することも大切ですが、箱から取りだしにくくならないよう、工夫してラッピングしましょう。

ラッピングするときは、ケーキよりひと回り大きい紙皿を下にしてレースペーパーを敷き、ホールケーキをのせた後に、ビニール袋で包んで箱に入れてください。

カットケーキ

カットケーキは、個別にプレゼントできて食べやすい大きさのため、ちょっとしたプレゼントに最適です。ただし、ケーキが崩れないようにしたり、隣のケーキとくっつかないようにしたりしなければなりません。

そこでおすすめなのが、ワックスペーパーで包む方法です。一般的にはケーキフィルムを使用しますが、生クリームを使っていないシフォンケーキなどは、ワックスペーパーに包んでマスキングテープで留めることで手間なくラッピングできます。

箱はなるべくぴったりサイズのものを選び、ケーキフィルムとお皿をつけて箱に包みましょう。

ロールケーキ

カットしたロールケーキは、角トレーに入れてラッピングするのがおすすめです。ケーキが崩れにくくなり、安定感が増すため、持ち運びしやすくなります。また、断面にOPPシートを貼ることで、クリームが袋につくのを避けられます。最後にビニール袋に入れ、ラベルシールを貼ったら完成です。

カットしない場合は、OPPシートを全体に巻いてから箱に入れましょう。ロールケーキをOPPシートで包むことで、乾燥防止にもなります。

カップケーキ

カップケーキを透明の袋に入れて、マスキングテープで綴じるかリボンで結ぶと、センスの良いラッピングに仕上がります。透明の袋に包んだら、カップケーキが入るサイズの箱に入れるようにしましょう。

箱の中が仕切られているものを選べば、持ち運んでもケーキの形が崩れません。また、ポップな柄の紙コップなどに入れて、マスキングテープで留めれば、おしゃれ感がアップします。

パウンドケーキ

切り分けてプレゼントできるパウンドケーキは、大人数用のプチギフトにぴったりです。パウンドケーキを食べやすいサイズにカットして、透明の袋やワックスペーパーで包みましょう。

丸ごとプレゼントするなら、透明な袋に包んで、紙や布でラッピングするとおしゃれな仕上がりになります。また、透明な袋の上から、カラフルなカラーゴムでリボンを作り、シールを貼れば、シンプルなパウンドケーキの良いアクセントになるでしょう。

スティックケーキ

スティックケーキは、ラッピングがしやすく手土産にも喜ばれるケーキです。ラッピングが苦手な方でも、ワックスペーパーでキャンディのように包むだけなので簡単です。

ワックスペーパーを使っているため、食べるときも手が汚れません。贈る相手への配慮も感じられるラッピングです。

ワックスペーパーの柄は、クールなものから可愛らしいものまで種類が豊富です。贈る相手をイメージしながら選びましょう。

こだわりのラッピングに挑戦したい方は、ワックスペーパーで箱を作るのもおすすめです。コの字型にしたワックスペーパーの中に、スティックケーキを入れて両端をねじれば、見た目が船のような愛らしいラッピングが完成します。

クッキー

クッキーはビニール袋に包むと、見栄えが良くなります。ビニール袋の中にワックスペーパーなどの紙を敷くと、おしゃれな印象になるでしょう。

くしゃくしゃにしたワックスペーパーに入れてアンティーク風にすると、雰囲気がガラリと変わります。ワックスペーパーに包んだクッキーは、英字の包装紙や毛糸や麻紐などで飾ることで、よりおしゃれ感のあるラッピングに仕上がります。

また、クッキーを瓶にいれるとお店のような仕上がりになります。手作りのラベルシールをあしらえば、特別感も演出できます。

クッキーを箱にいれて贈るのも良いでしょう。クッキーが箱の中で動いて割れてしまうのを防ぐために、箱の高さに合わせてクッションペーパーを敷き詰めるのがポイントです。

まとめ

可愛らしくラッピングすることで、プレゼントを受け取る相手にもワクワク感を届けることができます。

ビニール袋に包んでリボンやシールでアレンジする方法であれば、誰でも簡単に特別感のあるラッピングが可能です。使用する素材や包み方を参考にしながら、スイーツの魅力を引き出しましょう。