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スイーツのまめ知識

ナッツ

香ばしい風味と独特の食感が洋菓子に欠かせない
「ナッツ」について、お話します。

ナッツとは、固い皮に覆われた果実の総称で、主に
乾燥した状態で食べるもののことを言います。
『あるある大辞典』や『おもいっきりテレビ』等で、
ナッツの成分や効用について、大々的に報道されているので
最近は、洋菓子の素材としてではなく、健康素材の一つとして、
お料理やおつまみなどに広く使用されています。

代表的なものとして、アーモンド、へーゼルナッツ、ピスタチオ、
マカデミアナッツなどがありますが、それぞれの特徴を
ご説明します。

【アーモンド】
バラ科に属する植物の種子で、カリフォルニア、スペイン、
イタリア産などがあります。
タンパク質を多く含み、比較的少ない脂肪分もそのほとんどが
悪玉コレステロールを抑えるオレイン酸なので、健康に良い
素材といえるでしょう。

【へーゼルナッツ】
そのまま食べることがあまりなく、日本ではなじみが薄い
ナッツでしたが、今ではアイスクリームや洋菓子専門店の
こだわりスイーツに良く使用され、広く知られるようになりました。
フランスやイタリアでは、お菓子やパンの素材として
日常的に使われています。

チョコレートとの相性が良く、ペースト状のものをケーキに
混ぜ込んだり、チョコレートに入れて独特の香ばしさを
出しています。

【ピスタチオ】
お酒のつまみ用などに販売されていますが、コクのある味わいと
鮮やかな緑色から製菓素材に重宝されています。
イタリアのシチリア産のものが上質で美味しいと言われており、
イタリアンジェラートでも人気のある素材になっています。

【マカデミアナッツ】
ハワイのお土産といえばこれ、というイメージが強いナッツですが、
原産はオーストラリアです。
良質な油脂分を多く含み、チョコレートとの相性が良く、
大手製菓メーカーもマカデミアナッツのチョコレートを発売している
ので、マカデミアナッツ入りというだけで購入したくなるファンの方も
出来ているほど人気のある素材です。