ベルギーショコラ
欧州が統合される時にチョコレートの定義をめぐり、EU内で長年論争が生じていました。欧州15カ国が加盟するEUは、1973年に「100%カカオがチョコ」と決めて、ベルギー、独仏伊など計8カ国は植物油入りの製造や輸入を禁止していたのです。一方、英国、北欧各国など残り7カ国は植物油入りを認め、EU各国はベルギーと英国陣営に分かれて対立を続けていました。
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その後、1997年10月23日のEUの欧州議会で73年の指令を改定し一部の植物性油脂の使用を条件付で認めることが決定しました。しかし、ベルギーのメーカーは納得せずに「我々のチョコが本物!!」とキャンペーンを始めたのです。ベルギーのチョコレートに対するこだわりはとっても「アツイ」ものなんですね☆