コーヒー
ついつい手が伸びてしまうコーヒー。
生活に欠かせなくなっている人も多いのではないでしょうか?
コーヒーについてのあれこれをお話します。
【コーヒー豆】
アカネ科の植物に属し、熱帯のイメージが強いコーヒーですが実は直射日光を嫌い、一方で寒さに弱い大変デリケートな植物です。
日本の四季で例えると春、秋の気候が合っているのかもしれません。
日本のコーヒーの歴史はまだ200年ほどですが、日本独特の缶コーヒーやインスタントコーヒーのおかげで世界第3位のコーヒー豆輸入国になっています。
コーヒー豆には3大品種(アラビカ種・ロブスタ種・リベリカ種)があります。
世界で高級と呼ばれているほとんどがアラビカ種でブルマン・ブラジル・コロンビア等があります。
ロブスタ種は栽培条件が強いので大量に栽培され、缶コーヒー・インスタントコーヒー・低価格コーヒーに使用されています。
ファミレスのコーヒーなどもこのロブスタ種になるんですよ。
リベリカ種は開花から結実まで1年もかかり、生産量も少ない為残念ながら日本には輸出されていません。
どんな味がするのかとても気になりますね。
次は、コーヒーと健康・世界のコーヒー・美味しく飲むためのポイントなどをご紹介します。
【コーヒーと健康】
コーヒーには老化の原因、活性酸素を減らすクロロゲン酸、カフェイン酸が豊富に含まれています。
毎日的量飲めば老化防止になりますよ!
また動脈硬化を予防する善玉コレステロールを増加させる作用がありますのでコレステロールが気になる人は
是非コーヒーを飲んでみてはいかがでしょう。
他にも血流促進、利尿作用の効果もあるので二日酔いの防止や低血圧にも効き目がありますよ。
今まで何気なく飲んでいたコーヒーですが、色々健康面でも良いことがあるんですね。
でも体によいからと言って飲みすぎは逆効果、くれぐれも適量で。
【世界のコーヒー】
コーヒーは世界各地で楽しまれています。その飲み方も様々です。
国別に代表的な飲み方を見てみましょう。
<フランス>
ミルクたっぷりカフェ・オ・レ
朝食にはチコリーの香りコーヒー
夜はコニャック使用のカフェ・ロイヤル
<イタリア>
エスプレッソ
泡立ちミルク入りのカプチーノ
<アメリカ>
軽く焙煎した豆を薄めにいれ、マグカップいっぱい飲むアメリカンコーヒー
<オーストリア>
生クリームを入れるウィンナー・コーヒー
<ロシア>
砂糖とココアを加えたルシアン・コーヒー
<イギリス>
ウィスキー入りアイリッシュ・コーヒー
【美味しく飲むために・・・】
1.保管場所
光が当たらず温度変化の少ない食器棚の中など、冷暗所。
コーヒーに光と水分は大敵です。湿気に弱いので冷蔵庫や
冷凍庫はダメです。
2.保管容器
密封できる容器。ストック缶やキャニスター等。
袋ごとしまうと密封度が高まるので更によいです。
3.飲み方
ブラック・・・コーヒー本来の味わいと香りが楽しめます。
クリーム・・酸味が気になるときは、コーヒーをひきたて、
コクのあるまろやかな調和の取れた味を作り出す
役目のあるクリームをプラスするとよいです。
砂糖・・・・・コーヒーの苦味が気になるときは、
砂糖を入れて苦味を中和。