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スイーツのまめ知識

マンゴー

日本でも、夏のデザートの定番になっている
トロピカルフルーツの王様"マンゴー"のご紹介をします。

【マンゴーの種類】
マンゴーの品種は世界中に約600種類あると推定されています。日本では、メキシコ産・フィリピン産・オーストラリア産・沖縄県特産の完熟マンゴーがでまわっています。ここでは代表的なものをご紹介します。


【キーツマンゴー】
幻のマンゴーとも呼ばれるキーツマンゴーは、なんといってもその大きさが特徴!(通常の国産マンゴーやアップルマンゴーの大玉が500g程度。
キーツマンゴーはその大玉よりおよそ1.5~2倍以上とびっくりするくらい大きなマンゴーです)沖縄では古くから栽培されているものの、
シーズンが短く、また、栽培農家も少ないので、本土ではなかなかお目にかかれないのも、希少価値を高める要因となっています。
大きなフルーツによくある「大味」ではなく、繊細で繊維が少なく、コクのある味わいで、たっぷりとマンゴーの味を満喫できます。


【ペリカンマンゴー】
その姿がペリカンのくちばしの形に似ていることろから、ペリカンマンゴーの愛称で親しまれています。
(産地名からフィリピンマンゴーとも呼ばれています。)
程よい酸味の効いたマッタリとした芳醇な甘味が魅力のマンゴーです。


【アルフォンソマンゴー】
世界のマンゴー生産の60%を占めるといわれる、インドの41種のマンゴー。
その中でキング・オブ・マンゴーと呼ばれるのが「アルフォンソマンゴー」です。
とくにラトナギリ地方のアラビア海沿いの丘陵地帯でたっぷりの潮風と太陽を浴びて育ったものが最高といわれています。
モンテールのマンゴー商品には、この種が使用されています。


【グリーンマンゴー】
カリフォルニアの太陽をいっぱい浴びて育ったグリーンマンゴーは、きれいな緑色が印象的。赤リンゴと青リンゴがあるように、マンゴーにも赤マンゴーと青マンゴーがあります。
外観的には熟れてないように見えるグリーンマンゴーの表皮は、完熟しても青いのですが、切ると芳醇な香りの鮮やかな黄色い果肉があらわれます。味わいは、滑らかな食感とともに、程よい酸味があり、熟すほどに口の中に余韻の残るような、コクのある甘さが楽しめます。
ビタミンAとミネラルもたっぷり含まれています。


【アップルマンゴー】
ケント種やヘイデン種、ケイト種のように、熟すとリンゴのように赤くなる実をつける品種は総称で「アップルマンゴー」と呼ばれています。
ケント種:マンゴーの中でも最も甘味の濃い品種で、細やかな果肉を持っています。
ヘイデン種:アップルマンゴーは、りんごのように赤と緑の表面が特徴です。黄金色の果肉をした、芳醇な甘味とたっぷりの果汁が魅力的なマンゴーです。


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次に、マンゴーの樹木や歴史、栄養についてお話します。

【マンゴーの木】
マンゴーの木ってどのくらいの大きさだと思いますか?
5メートル?10メートル?・・・そんなもんじゃないんです。
30メートルもあるんです!あの実からこんな大きさ想像つきませんね。


また、マンゴーはウルシ科なので、食べたときに口の周りが
かぶれたりする人もいるかもしれませんので、ご注意を。

【マンゴーの歴史】
マンゴーの歴史は古く、インドでは4000年以上も前から
食べられていたと言われ、仏教の経典にもその名が
見られます。原産地はインドからインドシナ半島周辺と
推定されています。紀元前2000年以上も前にインドで
栽培が始まり、紀元前5~4世紀にはマライ半島、
東南アジアへ伝わったと考えられています。

【マンゴーの栄養】
マンゴーは、数ある果物の中でも栄養価が高いことで
知られています。特に、ビタミンAやビタミンCが豊富に
含まれています。ビタミンAは、目の疲れや肌あれを抑え、
ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、ハリのある肌を保ち
美肌効果が期待できます。また基礎代謝を活発にして
体の免疫力を高めるので、風邪をひいたときなどに有効です。
しかもビタミンA、Cともに抗ガン作用があることも認められています。