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スイーツのまめ知識

生クリーム

モンテールの商品にとってなくてはならない存在「生クリーム」についてご紹介します。

【生クリームの定義】
厚生労働省の乳および乳製品の成分規格等に関する省令」(以下乳等省令)では、「クリームとは、生乳、牛乳又は特別牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去し、脂肪分18%以上にしたもの」と定義されています。
生乳、牛乳を分離して取り出した「乳脂肪のみ」を原料としたクリームで、容器に「種類別:クリーム」と表示されているクリームが一般に「生クリーム」といわれ、商品名で「純生」等と記載されているものもあります。

【生クリームの種類】
生クリームには乳脂肪分35、37、40、45、50%などの製品があり、お菓子作りでは40%前後のものがよく使われます。
乳脂肪分が高いものほど味わいと口当たりは濃厚になります。

【生クリームができるまで】
①牧場から原乳を集める。
②遠心分離機でクリームを分離させる。
③クリームを殺菌、冷却、貯蔵する。
④製品容器に充填。品質検査を受ける。

【泡立てのコツ】
☆Point1 クリームの温度は10℃以下!☆
ホイップを始める前のクリームの温度は5℃前後が理想です。10℃よりも温度が高くなると、脂肪球が傷つきすぎて、その結果キメが粗くなったり、バター状になったり、とホイッピング不良を起こしやすくなります 。

☆Point2 室温は25℃以下に!☆
クリームは外気温にとても敏感です。外気温が高いとせっかく冷蔵庫でクリームを冷やしていてもすぐにクリームがあたたまって脂肪が溶けてしまいホイッピング不良を起こします。
25℃以上の場所でのホイップは避けたほうがいいでしょう。