ワッフル
ワッフルの起源は18世紀のギリシャに遡ります。
最も古いお菓子の一つである『ウブリ』(小麦粉と卵で作った
生地を鉄板の上で丸く焼いた軽いお菓子)に凹凸模様をつけて
焼くことが考案され、それをゴーフルと呼ぶようになったものが始まりです。
クレープと並び、もっとも庶民的な食べ物であり村祭りなどで必ず
露天売りされていました。各地方に特有の作り方があります。
~ワッフルの種類~
ワッフルは国によってそれぞれの特徴があります。
①ベルギーワッフル
格子模様のついた焼型に流し、もう一枚の焼型に
挟んで焼いたものです。
イースト醗酵生地で弾力のあるリエージュワッフル
(日本でブレイクしたのはこのタイプです)と、サックリ
軽い生地のブリュッセルワッフルがあります。
②アメリカンワッフル
ベルギータイプと同じ格子模様で柔らかめの生地です。
ジャムやクリームをのせたり、サンドしたりして食べます。
ベルギーワッフルよりもソフトな食感です。
③ジャパニーズワッフル
文字や模様が付いた小判型の焼型に流し焼いたものです。
明治時代から作られており、通常餡やジャム・カスタードなどを
サンドします。2つ折、2枚重ねがあります。
ちなみに、モンテールのワッフルはこの2つ折のタイプです。
日本では、あまり見かけませんがハムやチーズをトッピングした
塩味の食事的なワッフルもあるんですよ。
国が変わると同じ食べ物でも全く違う味わいになるのが良くわかります。
皆さん、機会がありましたら是非食べ比べてみてください。