キャラメル
みんな知ってる、やさしくて懐かしい昔ながらの
キャラメルの味。
これが、パリでも驚くほどの売れ行きらしいです。
ニューヨークでも根強い人気で、キャラメル味のアイスは
日本でも「変り種」ではなくもはや定番商品になっていますね。
最近では塩キャラメルがブームを呼び、
カフェではキャラメルマキアートなど、いろいろなところで
キャラメルの味に出会います。
キャラメルは、砂糖・牛乳・生クリーム・バターなどを煮て
あめ菓子にしたものです。
パリには、コンフィ・ド・レ「confit de lait」 訳して、ミルクジャムと
言われるものがありますが、キャラメルについては、
「冷蔵庫のない時代にフルーツを保存するためにジャムが
生み出されたが、それと同じ発想で、ミルクを保存するために
キャラメルが作られた」という説があります。
なるほど基本は一緒なんですね。
フランスには、キャラメルに特別の思い入れがあって、
オリジナルのキャラメルを作るシェフもいるそうです。
その人たちに言わせれば「ブームになろうが何しようが、
自分達は伝統を守って作るだけ・・・」とのこと。
キャラメルは、私たちが思っていたより奥が深いものです。